坂東三十三番札所千葉編
ゴールデンウィークにオール引き籠もりもなんだと札所巡りに行ってきました。つい先日その広大さにくらくらしたばかりの千葉県編です。広いので今回は2カ所。
滑河山龍正院(第二十八番)。成田空港まで高速バスで行ってそこから電車を乗り継ぎ成田線滑河駅へ。滑河駅から徒歩20分ほどの場所にあります。
かなり広い境内で、聞けばその昔馬の市が立ってたとかなんとか。
こちらの釘付け立体絵馬は左甚五郎作だそうです。下に置いておいたら暴れて走り回るから上に釘付けされてしまったそうですよ。この話、東松山の岩殿山安楽寺(第十一番)の「野荒らしの虎」と話がダブるわけですが、左甚五郎で被害甚大。いや、それだけリアルな作りってことなんだろうけど。……眠り猫は暴れないんだろうか?
次は銚子の方まで行こうかと思ったけど、残念ながら雨模様だったので千葉の方へ。銚子まで行ったら犬吠埼とか太平洋とか見たいじゃないですか。
そんなわけで海上山千葉寺(第二十九番)。
千葉寺駅から歩いて5~6分。あるいは千葉駅からバスで15分くらい。千葉寺駅までの電車が20分に1本くらいに対して、バスは10分に1本くらい走ってるのでバスで行った方が楽かも。バス停(千葉観音前)はお寺の目の前だし。
本堂に狛犬と一緒にくっついてる狛象(?)さん。顔がやべー。というかインド系のぞうさんってどうしてこういう顔になっちゃうんだろう?
こちらは1300年前に行基が植えたという大銀杏。乳垂れてる垂れてる。
お寺巡りをしていると色んな大銀杏を見ますが、こんな乳柱が垂れるような形の銀杏もあるんですね。自然って奥が深いなあ。
このあと千葉駅にバスで戻り、駅前のそごうでタルトを食べて秋葉原経由で池袋まで戻って夕飯を食べて帰路に着いたのですが、帰りの電車は爆睡状態でした。朝が私にしては早かった上に雨の中3kmくらいは歩いていたので。でも次に千葉の札所巡りに行くときも早起きしないとなんだろうなあ。そして泊まりの方がいいような気もする。う~ん、千葉、奥が深いぜ広いぜ……。