中禅寺湖-湖=中禅寺

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中禅寺湖-湖=中禅寺うみのめぐみ

 中禅寺湖ではなく中禅寺まで行ってきました。坂東三十三番札所の第十八番です。
 中禅寺湖付近にはもう4~5回行っているはずなんですが、中禅寺には行ったことがありませんでした。なんてうかつ。すぐ近くの二荒山神社(中宮祠)には行っているのになあ。あ、二荒山神社の宝物庫には国宝の備前長船が展示されてます。見るとなんていうか……うっとりします。機会があればぜひ見に行ってください。
 話を戻して中禅寺。
中禅寺門前
 3月も1週間過ぎた頃ですが、奥日光にはまだまだ雪は残っていました。しかし、この日はすごく天気が良くて、しんと静かに冷えた空気の中で見る雪の白も伽藍の朱もとても綺麗でした。参拝客もまばら(というか両の手で余る人数?)でゆっくりと見ることができとても良いタイミングで訪れることができたと思います。
※春一歩手前のこの時期は本当にお勧めですが、オフシーズンのためお寺も神社も華厳の滝も16時には閉まってしまうので注意が必要です。
中禅寺門前
 中禅寺のご本尊は立木に彫られたため「立木観音」と呼ばれる千手観音。とても優しいお顔をしてらっしゃいます。約1200年の時を過ごしている観音様ですが、それだけの月日の間、様々な人の思いを受け止めてきているだけの“何か”があるような気がします。これは唐招提寺の盧舎那仏像を見たときも感じました(平成の大修理で上野の国立博物館に来ていた。こちらも1200年くらい?)。なんて表現していいのかわからないけど、こう体がキュッとするんですよね。優しい圧力とでもいうのかな? この観音様はかなり間近で見られるので、ゆっくりと拝見させていただくといいと思います。
 ちなみに私は、最初観音様をお寺の方の解説付きで見たあと、御朱印を書いていただいている間にもう一度一人で見てきました。他に誰もいなかったので通路の照明が落とされていたのですが(節約?)、逆にすごく荘厳な雰囲気を味わえました。こんな機会なかなかないんだろうなあ。
苔むしむし~
 ▲延命水。寿命伸びたかな。
右端が男体山の麓
 ▲五大堂から望む風景。本当に見事な晴天でした。
見えないけどおまることスワンちゃんは陸でおやすみ。
 ▲中禅寺前の駐車場から男体山。
 そういやなぜかいろは坂の方から見た男体山はすごく美味しそう焼き菓子に見えた。不思議。
ビーフシチュー
 ▲中禅寺の参道側にあるメープルというレストランで食べたビーフシチュー。
 個人的にはちょい塩が強かったけど、セットのフランスパンと一緒に食べたら最高でした。フランスパンうまーい!
 そしてこちらは中禅寺の前に行った富弘美術館内のカフェで頼んだシフォンケーキ。ふわっふわで甘すぎず美味。お好みでメープルシロップをどうぞ。
カフェからの景色も良いです。
 富弘美術館は急に行きたくなります。優しい美術館です。優しくなりたくなる美術館です。
 ここで買ったホタルブクロの鈴は母の鞄で揺れて綺麗な音を響かせています。平坦な道ではなくでこぼこの道でこそ鳴る鈴。パッケージにはそんな素敵な言葉が書かれています。
 というか、この鈴本当にいい音だ。良い買い物でした。

御朱印旅路|2008年3月8日(土)23:53|C&T(0)

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