まやさんが摩耶山に登ったよ
母親の用事に付き合って土日に神戸まで行ってきました。やっぱり明石の玉子焼きはうまいぜ。用事は土曜の昼間に済んでしまったのであとはのんびり観光状態。ただし、母の足の調子が悪いので広範囲は行けず本当にのんびりぽや～んとした旅行となりました。
泊まったホテルが「オテル・ド・摩耶」という摩耶山の上にあるホテルだったので、観光はその周辺です。
三ノ宮の駅前から30分に1本のバスに乗り、摩耶ケーブルカーとロープウェイを乗り継いで、山頂駅から歩いて600mのところにある「オテル・ド・摩耶」は食事がメインで宿泊施設は特になんてことはないホテルなのですが（オーベルジュ＝宿泊施設が付いたレストランということらしい。ちなみに国民宿舎。）食事は確かに美味しかったです。
ABCの3つのコースがあるのですが、女2人ならそんなに食べられないだろうと言うことで一番安いAコース（一泊二食付きで11775円。）で予約。
内容は、前菜、パスタ、メイン（肉or魚）、パン、ドルチェ、コーヒーor紅茶。この日のメインは肉はもち豚、魚はスズキかなんかだったかな？ 魚はちとしょっぱかったけど（カジキだかのパスタもちょっと。魚系は塩が強めなのか？ でも母は平気だったらしい。）もち豚はとてもやわらかくて美味でした。焼きたてパンも美味しくてお腹いっぱいなのに思わずおかわりをしてしまった……。
朝食はバイキングでパンにウインナー、卵、野菜ってとこですが（和食は無し）、なぜかやたら早起きだった親子はオープンの7時半、一番乗りで食べ始めクローズの9時直前までもぐもぐしてました。量はそんなに食べてないはずなんだけど、なんでそんなに時間かけてんだろ？ 野菜うまかった。ところでジャムはあってもバターがないのは時勢？
とにかく、オーベルジュというだけあって食事はほぼ満点。これで12000円弱はかなり安いんじゃないかと。ランチやディナーだけ食べに行くことも出来るのでその料金で換算したら宿泊費は6000円くらいになるのかな？ 部屋はふつーの部屋だけど、神戸の夜景を一望できるジャグジーもあってなかなかお勧めです。ジャグジーは23時まで利用可。要水着。でも私は誰もいなかったのでジャグジーには入らず夜景だけ見てきました。梅雨時なのでホテルに来るときはひどくもやって何も見えなかったけど、夜ちょっとだけ晴れてくれたのでよかった。それでも視界良好とまではいかないけど。天気の良い日は最高の眺めでしょうね。
11時がチェックアウトなので朝食後は結構のんびりと準備をしつつ、最初に向かったのはホテルから100mほど先の摩耶山天上寺。摩耶山の名前の由来になったお寺で、摩耶山の一番高い場所にあるそうです。門から続く階段はとてももみじの美しい道でした。
昭和51年に伽藍すべてが焼失したということでまだ新しい本堂。お寺には珍しい銅板の屋根でした。
ちなみに、その昔空海が摩耶夫人（お釈迦さんのお母さん）像をこのお寺に持ってきたから、そこからこの山を摩耶山と呼ぶようになったそうですよ。女人守護、女人高野と言われ女性のためのお寺だそうです。
天上寺の次に向かったのはバスで2つ先、2.2km先の六甲牧場。
そこは羊天国でした……。人が歩く道も平気で歩いているので糞に注意。てか踏んだよ！ 運が付いたんだよ！
お母さん羊は毛狩りのあとで細くなってましたが、子羊がもこもこで可愛すぎる。お母さんが呼んだらちゃんと駆けていって、ずっとお母さんのあとをついて行くなんて可愛すぎるよう。
馬見たり、牧羊犬見たり、羊見たり羊見たり羊見たりして約二時間。たいそう牧歌的な気分になったところで、また摩耶ロープウェイの山頂駅までバスで戻り、ロープウェイ、ケーブルカー、バスト乗り継いで新神戸駅に着いたのが4時半。予約してる新幹線は6時半なので時間があるなーってことでおまけで400m先にあるという布引の滝（雌滝）へ。
母が青春時代に来ていたらしいです。というか新幹線の駅から400mでこんな滝があるのがなんか不思議な気分でした。
それと新神戸駅は去年のGW前に来たときは何もなかったのに、食事できるところが3カ所に、お土産名店街や本屋までできててビックリですよ。前回みたいに新幹線早めなくても時間潰せていいです。お菓子が美味しそうなのばかりでちょっと困るけど……。
□オテル・ド・摩耶
